​ラベルの選び方

ラベルと言っても色々なラベルがあり選ぶのに何を基準に選んだら良いかわからないと思います。選び方の手順をお伝え致します。

参考になれば幸いです。(今後、加筆・修正する場合あります。)

ステップ1 印刷か印字か

印刷の場合

 そのまま弊社や印刷業者に印刷したい内容を渡して印刷してもらいます。データがない場合は版下の作成も可能です。

 もちろん紙かフイルム紙かの選択、印刷方法の選択はあります。

印字の場合

 どの方式のプリンタで印字をするかの選択をします。

 ・感熱式プリンタ: 熱を感知して印字をするタイプです。お店のレシートの方式です。耐久性はありませんがコストメリットは大です。

 ・インクジェトプリンタ: インクジェットプリンタで印字をします。

              ラベルは専用のインクジェット用紙(インクジェット用インクが載るようにトップコートされた物)を選択しないと滲んだり手で擦って消えたりします。

       メリット:現在ご使用のプリンタが使用可能。

       デメリット:インクとのマッチングが難しい(フイルム系)

 ・レーザープリンタ:レーザープリンタ用のラベルを使用します。それなりの耐久性はあります。

   ただし、厚みの問題や熱による用紙のカールの問題があります。位置精度はラベルの通し方によります。

   メリット:現在ご使用のプリンタが使用可能。高解像度で印字が可能。

   デメリット:ジャムった場合、通常サポートがない。失敗するとシート分無駄にになる。

 ・熱転写プリンタ: 専用のリボンを使って印字をします。ラベルに合ったリボンを選択します。

   メリット:一枚一枚センサーで読み取って印字をするので無駄が少ない。大量・高速での発行向きのプリンタもある。

   デメリット:専用のプリンタとリボンを購入する必要がありますので初期投資が必要です。併せてソフト必要な場合もあります。

ステップ2 紙かフィルムか プリンタの種類によっては選択できない場合があります。)

・紙の場合

 紙にも種類がたくさんありますが、ラベルで主に使用するは、以下になります。紙は水に弱く熱にも弱いです。

  ・上質紙:比較的安価で、コピー用紙など、一般的に多く使われています。色上質もあります。厚さも色々ありますがラベルでは、55㎏

       が一般的です。ロゴシール、表示ラベル、バーコードや荷札等に使われております。

  ・アート紙:表面にトップコートを塗布し平滑さを高めた紙で、印字、印刷の適性も高い紙素材です。

  ・ミラコート紙:トップコートで鏡面仕上げしており、高級感があります。アート紙よりさらにツヤがあり平滑度が高いので、

          樹脂系のリボンでも印字できる場合があります。

  ・感熱紙 レシートなどに使われる紙でそれに粘着剤がついています。主に物流ラベル、食品の表示(お弁当など)に使かわれます。

       印字後の保存の期間によって種類があります。

・フイルムの場合

 こちらも色々な用紙があります。弊社で取り扱いのある用紙で説明します。

  ・合成紙:ユポ紙が有名です。合成樹脂で作成されております。フイルムの中では安価です。色は白。

        ・ポリプロピレン(PP):比較的安価なフイルムラベルです。太陽光、紫外線に弱いです。インドア向きです。色は白。

  ・ポリエステルフィルム:PET紙と呼ばれている場合もあります。耐熱120℃前後。色々な種類があります。

              厚さ(16μ~)、色(透明、白、アルミ蒸着)、表面加工(マット調、グロス調)など。

​  ・ポリイミドフィルム:耐熱ラベル、最大300℃位まで持ちます。基盤のリフロー工程でも耐えられるように作られております。

             難燃性ラベル(UL VTM-0)もこの素材で作られております。

             シリアルNO・バーコードなどの用途で使われます。

  

ステップ3 永久粘着か 再剥離か

  ・永久粘着 貼ってから硬化して接着し、剥がれることはない。強粘着、弱粘着などの種類があるメーカーもあります。

        感圧式で指などで押す事で硬化するものなどがあります。また初期粘着が弱いもの、強いものなどがありますので

        その用途に応じて選びます。​

  ・再剥離粘着 貼った後に剥がす用途がある場合はこちらを選択します。弱粘着を使うユーザーもいます。

         

ステップ4 被着体の形状(表面)

  ・平面 平面で平滑性があれば特に選択に迷う事はないと思います。

  ・平面でかつ粗面 粘着層が厚い材料を選んだり、アルミ基材で追従性のある基材を選ぶと良いと思います。

           粘着層が厚い材料を選択した場合は粘着の染み出しの問題が発生することがあります。

  ・曲面 曲面に貼る場合は、ラベルの腰が弱いもの(厚さが薄いもの、材質自体が柔らかいものなどを選択する必要があります。